放射線課
(2024年6月17日)
放射線課では、診療放射線技師9名(うち検診センター担当3名)で日常の検査および夜間の急患対応を行っています。
主な業務内容として、一般撮影・CT・心臓カテーテル検査・マンモグラフィー・MRI・検診業務を行っています。
当院の基本理念である【地域医療への貢献】【肌のぬくもりある医療の実践】をモットーによりよい画像情報の提供が行えるよう日々努力しています。
業務内容
一般撮影
当院の診療科目の性質上胸部・腹部撮影が主になります。二次救急指定病院ということもあり、骨撮影も行います。また、ベッド上安静の患者様の為に移動型の撮影装置もあります。
マンモグラフィー
マンモグラフィーの検査は、安心して検査が受けられるように女性技師(マンモグラフィー撮影認定技師)のみでおこっています。
2020年に装置を更新し、より高精細な画像での診断がおこなえるようになりました。
透視撮影
消化管造影検査や内視鏡を使用して膵・胆道系の検査、治療を行っています。
特に消化管造影検査は、日本消化器がん検診精度管理評価機構より認定を受けた技師が主体となって行っています。専門知識・技術を活かし、安心して検査を受けられるよう努力しています。
CT撮影
2020年11月に80列のマルチスライスCTを導入しました。検査時間の短縮、低被ばくでの撮影、少ない造影剤での高画質な検査が可能になりました。
全身の撮影はもちろん、心臓の血管、手術支援画像など診療に役立つ画像が提供できるよう努めています。
血管造影装置
2018年10月に新機種を導入しました。以前の装置に比べ少ない線量で検査ができるようになり、患者様により安全な検査を行う事ができるようになりました。また画像も鮮明になり、より精度の高い検査が行えるようになりました。
主に、狭心症や心筋梗塞など心臓の疾患に対する検査・治療を行なっていますが、下肢の血管に対する検査・治療も行なっています。
MRI撮影
2013年2月に永久磁石方式オープンMRI装置を導入しました。この装置の特徴は、まず他の装置と比べ撮影時の音が静かだという事と、左右に大きく開いた開口部の為あまり圧迫感を感じることなく検査を受けられることです。
当院では主に、併設の検診センターからの脳ドック検査に使用しています。また、地域の先生方からの紹介を受けて、婦人科・整形外科領域の検査も行っています。他にも、乳房疾患の精査も行えます。
基本的に検査着のまま横になっているだけで撮影でき、被ばくの心配もないので婦人科疾患や検診等でお勧めの検査です。