第5回 ICLSコース開催しました。
平成28年9月24日に第5回宇佐高田医師会病院ICLSコースが開催されました。
ICLS(Immediate Cardiac Life Support)は医療従事者のための蘇生トレーニングコースです。緊急性の高い病態のうち、特に「突然の心肺停止の対する最初の10分間の対応と適切なチーム蘇生」を習得することを目的にしています。
当院では平成28年1月に第1回目を開催しています。現在は、2ヵ月に1度のペースで、コースディレクターを中心に認定インストラクターの指導を仰ぎコース開催を行っています。
第1回目を受講後、当院では5名が認定インストラクターの資格を習得し活躍しています。
第4回の受講まではマニュアル除細動器をパドルで説明していましたが、今回よりパッドを使用した受講内容となりました。(胸骨圧迫中断時間が短縮でき、安全に電気ショックを行えるため)
粘着性電極パッドについて
マニュアル除細動機の付属品として粘着性電極パッドがあります。AED同様に粘着パッドを傷病者の胸壁に貼り付け、電気ショックを行うことができます。心停止に備えて貼っておくことも可能で、モニター電極としても利用できるのです。
傷病者から離れた位置で電気ショックを行うことができ、周囲の安全確認がしやすいことに加え、充電中に続ける胸骨圧迫を安全に実施できるなどの利点があります。
ICLSコース終了後、懇親会では受講生も参加し、大分県下で救急の第一線で活躍する医師・看護師・検査技師・放射線技師・救急隊との情報交換の場となり楽しい会となりました。
受講を希望される方は、臨床検査課の末延までご連絡ください見学でも構いません。 次回は11月26日を予定しています。