宇佐高田医師会病院|大分県宇佐市の外科・消化器科・循環器科・腎臓内科・血液内科・肝臓内科・呼吸器内科など地域の皆様の健康維持の中核センターです。
〒872-0102 大分県宇佐市大字南宇佐635 TEL 0978-37-2300 FAX 0978-37-2307
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取り組み・活動のご案内

栄養サポートチーム(NST)

(2024年5月24日更新)

NST(栄養サポートチーム)とは、栄養管理に関する所定の研修を終了し、日本静脈経腸栄養学会によるNST専門療法士の資格を持つ、常勤の医師・看護師・薬剤師・管理栄養士・臨床検査技師などの専門職員と社会福祉士・理学療法士などにより患者様の栄養をサポートするために構成されているチームです。

NST栄養サポートチーム活動目的

入院患者様の栄養状態を評価し、適切な栄養療法を選択・実施することにより、栄養状態の改善から治療効果向上、合併症減少、QOL向上、患者様の早期退院を図ることを目的とします。さらに活動を通して、医療の質の向上を図る啓発的目的もあります。
当院は2007年2月よりNSTチームを編成し、入院患者様に対して効果的な栄養療法を選択・実施しています。

施設認定

日本臨床栄養代謝学会 NST稼動施設認定・・・認定日 2020年4月1日
日本栄養療法推進協議会 NST稼動施設認定・・・認定日 2017年9月1日

NST栄養サポートチーム構成メンバー

以下のメンバーで週1回各病棟を回診しています。

NST委員長:蔵田 伸明 救急・診療部長
その他のメンバー:医師 看護師 薬剤師 管理栄養士 臨床検査技師 社会福祉士 理学療法士 看護助手

 

NSTメンバー

役割

医師

・栄養不良の原因検索と診断
・栄養療法の適応の判断
・栄養療法、栄養アセスメント(栄養評価)
・輸液、経口、経腸栄養の施行
・栄養投与経路の選択と確保
・必要栄養素の種類と量の計算
・他職種との相談や指示

看護師(病棟・外来)

・入院時の栄養アセスメント
・栄養不良症例のピックアップ
・栄養不良症例のNST、褥瘡ラウンド依頼
・NST回診時の患者情報提供と同行
・末梢静脈や経腸栄養ルートの挿入、管理
・栄養摂取量の確認
・褥瘡、創傷、消化管瘻ケア

薬剤師

・医師へのアドバイス
・栄養輸液や腸栄養剤の成分、処方設計 輸液や栄養剤の適正使用配合変化 相互作用
・患者さまへの説明(輸液や栄養剤の内容、効果)
・高カロリー輸液の無菌調剤
・褥瘡や創傷用製剤の調剤
・院内採用輸液栄養剤の決定をアドバイス

管理栄養士

・食事摂取状況把握、栄養アセスメント
・食事の工夫、嗜好によるアレンジ対応
・栄養指導、食材や調理法の相談
・食事による症状の把握と対処
・経腸栄養剤の選択と変更、剤形の調整

臨床検査技師

・検査データから低栄養患者のピックアップ
・適切な栄養指標のアドバイス
・検査内容と検査結果の説明
・栄養不良患者の予後と検査データ解析
・栄養療法の効果判定
・栄養アセスメント採血セットの設定

NSTの活動内容

1、栄養アセスメントを行い、栄養管理が必要かどうか判断する。
2、適切な栄養管理が施行されているかどうかチェックする。
3、各患者様に最もふさわしい栄養管理法を指導・提言する。
4、栄養管理伴う合併症を予防・早期発見・治療する。
5、栄養管理上の疑問に答える(コンサルテーション)
6、資材・素材の無駄を削減する。
7、早期退院による社会復帰を助け、QOL(生活の質)を向上させる。
8、新しい知識の啓発。

栄養管理上の疑問・コンサルテーション内容

食欲低下患者に対しての食事内容検討
経腸栄養剤の選択・注入スケジュールの検討
輸液療法についての検討
服薬指導・栄養指導
栄養補助食品の選択・検討
口腔機能改善に向けての指導
栄養ポンプ管理
注入指導・胃瘻チューブ管理
カテーテル感染管理 など

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