褥瘡(じょくそう)対策体制
(2024年5月23日更新)
褥瘡対策委員会
褥瘡(じょくそう)とは、持続的な圧迫による血流障害により生じる皮膚損傷の事をいい、一般的には「床ずれ」と言われています。
局所の長時間の圧迫により生じ、仙骨部、坐骨部、踵部などの骨が突出した部位に発生します。
褥瘡を予防するためには、除圧(体位変換、体圧分散、摩擦・ずれの防止)、スキンケア、栄養管理などが重要であり、多職種からの総合的なアプローチが必要です。
褥瘡対策委員会では、様々な角度から多職種で連携し、褥瘡の予防、治療に取り組んでおります。
褥瘡対策チームメンバー
医師 2名
看護師 10名(病棟看護師、外来看護師、手術室看護師)
管理栄養士 1名
薬剤師 1名
社会福祉士1名
理学療法士1名
事務職員 1名
活動内容(2024年度)
・褥瘡に関する危険因子の評価を行い、対策の必要がある患者様へ『褥瘡対策に関する診療計画書』を作成し実施する
・褥瘡のある患者様の回診を行い、創部の評価・治療効果の判定・適切な栄養やケア方法の検討を行う
・職員を対象とした勉強会を開催し、啓蒙活動を行う
・地域医療支援病院として、院外の医療従事者に向けてNSTと合同研修会を開催
・院外での勉強会に参加し、褥瘡についての最新知識を学び、看護に活かす
・体圧分散マットレスの適切な選択と管理
・マニュアルの整備、褥瘡対策の検討