第10回 ICLSコース開催しました。
平成30年1月13日(土)大研修室にて、ICLSコースを開催しました
平成28年1月から開始し、受講生もトータル119名(院外55名含む)になりました。宇佐市内外からもご参加をいただき、受講生も様々で、慢性期病棟のコメディカルの方、今後、院内でBLSを実施する予定の方もいました。
私がインストラクターになろうとしたきっかけは、蘇生のアルゴリズムを医師だけでなく、看護師も理解しておく必要があると思ったからです。医療のチームの一員として「人任せにしない」と言う事です。蘇生に向かって、全員が同じ方向を向く事が重要と感じています。
胸骨圧迫と心臓マッサージの違い、そして、その手技と根拠など、コースで学んだことは目新しい事ばかりで、看護師として自分の手技が時代遅れであると感じました。ご高齢の患者様でもご家族とお別れが出来る時間を作る必要がある事も学びました。
当院は第二次救急指定医療機関としての役割と、地域医療支援病院としての機能を果たす為に、ICLSの技術・知識が必要です。当院の職員にも参加を促し責務を果たせるよう働きかける事が重要と思います。
毎回、コース終了時には受講生にアンケートを行っています。実際に急変時の対応について「自信が持てた」と言う言葉もいただいています。インストラクターについても厳しい意見があります。
今後も、宇佐・豊後高田地域の受講・インストラクター要請に向け、より一層の質の向上を目指して努力と工夫をしていきたいと思っています。是非、ご参加をお待ちしております。